
「もう行かれるのか?幼き雪の妖精よ。」
「ええ、皇帝陛下、雪の妖精は冬の終わりに、次の女王選定に立ち会わなければなりません。
その為、雪の宮殿に戻らなければならないのです。」
「そうであったな、新たな女王によろしくと伝えておくれ。」
雪の妖精は、小さくうなずくと、その身を、天に浮かせ、多くのペンギン達に見送られ、旅立って行った。
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「灼熱の星の王よ、まだ幼き雪の妖精が、雪の宮殿にたどり着くまで
その身を、その厚き雲の中に隠していておくれ・・・」
皇帝ペンギンは、そうつぶやきながら、幼き雪の妖精が消えていった空を眺めていた。
この幼き雪の妖精が、のちに雪の女王となるが、それはまた別の機会に語ろう。